2017.01.30 ebisu LIQUID ROOM
D55 another year of Experience
出演:ART-SCHOOL、livefilm、きのこ帝国、syrup16g
このライブは、インディミュージックレーベル「UK Project」の主宰dimas氏の55回目のお誕生日を祝う企画ライブでした。
■ ART-SCHOOL
某ロックスターの影響でここ数年アートスクールに触れる機会は多くなり、
何度かライブも見てきた中でここで見れたのはとても嬉しいことでした。
最後に出てくる予定のシロップとの対バンは色んないきさつがあり、
なかなか実現しなかった「夢のカード」でした。
それをdaimas氏に「ゴジラとガメラが一緒になるみたい」と言われていました。
そういったこともあってか
会場の最前列のお客さんが着ているシロップのバンドTシャツ「徘徊T」を見て
「やりづれぇ!」と一言。
そうは言いつつも、記憶にある限り、群を抜いて良いライブでした。
昔大好きだった「スカーレット」を演ってくれたり
「何もねえ♪と一緒に歌って」と言いながら「あと10秒で」を演ったり
すごく楽しいライブでした。
- サッドマシーン
- スカーレット
- real love/slow down
- ウィノナライダーアンドロイド
- プール
- その指で
- あと10秒で
- FADE TO BLACK
■ love film
存在自体は話には聞いていたものの、初めて音楽に触れさせてもらいました。
めっちゃくちゃ良かった…!
帰りに音源買ってくるくらいに!
個人的に「男女ツインボーカル」というのはツボなんです。
とても淡い色彩やすこし彩度が落ちた色の風景、そしてプレーンな光…
そういったものが見える音楽でとても柔らかくてうつくしかったです。
ライブもあっという間に終わってしまいました。
ひとつだけ衝撃だったのはノブさんのハモりが高音だったこと…
- Hours
- Beautiful End
- Ghost Dance
- Capricorn
- Kiss
■ きのこ帝国
love filmでふわふわした気持ちになったところへ、この浮遊感。世界観…。
その世界を壊さず、濃度がどんどん濃くなっていって、心が離れなくなるほどにするような、そんなノンストップのライブでした。グっとつかまれていく感覚。
そういった芯を感じるステージングとは裏腹に、その音楽はどこまでも柔らかく
花を感じ色を感じ、摘む残酷な美しさを感じ、そこに心地よさを感じました。
すごく濃縮された時間で圧倒。
- 東京
- クロノスタシス
- ヴァージンスーサイド
- 愛のゆくえ
- 夜が明けたら
- ありふれた言葉
■ syrup16g
やっぱりシロップはめちゃめちゃすごかったです!!(好きすぎて語彙力喪失)
前方ブロックの後ろの方にいて、まぁまぁ視界も良く、音もよく、熱気も直に感じられるベストポジションで見ることができたのも、大きな要因かもしれません。
まさにセットリストも「たたみかける」ような印象で、どの曲もイントロを聞いて
「わーい!」
「マジで!?」
「うわ!やった!!」
とテンションがあがりました…。いや、シロップの曲なら全部好きなのかもしれないけれど。
帰りに聞こえた会話で
「生活できないって歌ってるのにあんなにテンションあがるとかすごくない?」と。
まさにそれです。
12月のワンマンの時にも同じことを感じました。
「遠藤さん、お誕生日おめdt…いや、結構言えたほう」
とお祝いの言葉を噛んでしまったボーカル五十嵐さんもとてもステキでした。
- センチメンタル
- I’ll be there
- 生活
- Share the light
- 生きているよりマシさ
- Sonic Disorder
- 空をなくす
- 真空
- Reborn(encore)
蛇足ですが。
この日は会場の転換中の音楽も「UK Project」から発売されてる曲ばかりでした。
大好きな「つばき」の「太陽」が流れてうれしかった。
サビでつい反射的に手を挙げてしまったほどに。
泣いた、、、ありがとうございました。